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WEBサイトリニューアル

この度ホームページのコンテンツをリニューアルいたしました。

新しくページを追加しております♪

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→最初は「うさぎの薬の飲ませ方」をアップしています♪ぜひご覧になってください♪

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→動物の症例によるわかりやすい料金のご紹介です。ご参考にしてくださいね。

これからも吉塚ペットクリニックをどうぞよろしくお願いいたします。

リニューアル

セキセイインコさんのオペ

更新が止まってました…
昔からの悪いクセですσ(^_^;)

今日はセキセイインコさんの開腹手術をしました。
卵詰まりの仮診断で手術に取りかかった所、卵管(子宮)が破れて卵が腹腔内に飛び出していました。
そんなオペでしたが、ピーちゃんは頑張ってくれて無事に手術は成功しました。
2時間後には皮付餌をついばみ始めてくれました‼

写真;取り出した卵と卵管(子宮)

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3大予防の季節です

今年の冬は本当に寒かったですが、
ようやくサクラが咲きましたね。

そんな春の到来と共に、ワンちゃんの3大予防の季節が始まります。

①フィラリア予防
フィラリアは蚊がうつす心臓の寄生虫です。
蚊取り線香を焚いていても、マンション住まいでも要注意。
お薬はお肉で出来ているキャラメルみたいなもの(800円くらい)もあって、錠剤が苦手な仔にも与え易くなっています。

②狂犬病予防注射
法律の狂犬病予防法に基づく予防注射です。ワンちゃんは年1回の注射が義務付けられています。

③ノミ・ダニ予防
お散歩大好きな仔に欠かせないのが、ノミ・ダニ予防のつけ薬です。
街中の散歩でも、ちょっとした草むらにノミやダニは潜んでいます。
ワンちゃんがトイレをしているスキに…。

最近はペットのお薬でも、安価なジェネリック薬(名前は違うけど中身は同じ成分)が出ています。

「まぁ、大丈夫」が危ない場合もあります。
大切な家族の一員にしっかりとした予防をオススメします。

卵詰まり

卵詰まり(卵塞症)は、簡単に言い例えると難産です。小鳥の病気の中でも死亡率の高い怖い病気です。
卵が大きすぎる、殻の軟らかい卵(カルシウム不足)、低カルシウム血症など、様々な原因で発生します。
暖めたり、カルシウムの注射をすると産卵する場合もありますが、いきみが強くて弱っていたり、お尻から赤い卵管が出ている場合は押し出す処置をしなければなりません。
また、押し出す処置で治療できない症例では開腹手術の適応となります。

写真
上:卵詰まりの仔のレントゲン写真
中:手術で取り出した卵殻と卵管
下:手術から3日後の術創

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メガバクテリア症

メガバクテリア症は、マクロラブダス・オルニトガスターという酵母菌の感染症で、セキセイインコに多く発生します。
AGY症やマクロラブダス感染症ともいわれます。
感染部位は胃で、食欲低下・嘔吐・異常便などの症状がみられます。
重症例は死亡する場合があり、また、慢性例は病原菌の消失後も胃炎症状が続くことがあります。
診断は、一般的に糞便検査で行います。
早期発見で治療可能な病気ですので、新しい子を迎えられたら、早めに健康診断(糞便検査)をオススメします。

【写真】何本か見える棍棒のような大型桿状物がマクロラブダス・オルニトガスター。

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